脳腸相関とセロトニン
「最近なんだか気分がすっきりしない」
「お腹の調子が悪いと、体も重く感じる」
そんなとき、もしかしたら“腸”がサインを出しているのかもしれません。
実は、こころとからだは腸を通して深くつながっているんです。
この関係を「脳腸相関(のうちょうそうかん)」といいます。
🌼脳と腸はおしゃべりをしている
脳と腸は、自律神経やホルモンを通じていつも情報をやり取りしています。
たとえば、ストレスを感じるとお腹がキュッとなるのは、
脳が腸に「いま緊張してるよ」と伝えているから。
逆に、腸の調子が悪いと脳に「なんだか不快だよ」という信号が送られ、気分が落ち込みやすくなったり、
やる気が出にくくなったりすることもあります。
つまり、腸を整えることは心を整えることにつながるんです。
☀️“幸せホルモン”セロトニンのひみつ
「セロトニン」というホルモンをご存じですか?
リラックスや安定した気持ちに関わる、いわば“幸せホルモン”です。
実は、このセロトニンの約90%が腸でつくられていると言われています。
腸が元気だとセロトニンがしっかり働き、気分が穏やかで、眠りも深く、前向きな日々を過ごしやすくなります。
反対に、腸内環境が乱れるとセロトニンの働きも弱まり、
イライラや不安感が出やすくなることもあるんです。
🍎腸を整えることは、自分をやさしく包むこと
腸を元気にすることは、こころとからだの両方に「やさしさ」を届けることでもあります。
今日からできる、腸がよろこぶ小さな習慣を少しだけご紹介します🌿
発酵食品(ヨーグルト、味噌、納豆など)を取り入れる
食物繊維をしっかり(野菜・果物・海藻など)
よく噛んで食べる(消化を助けます)
軽いストレッチや深呼吸で自律神経を整える
リズムのある生活と睡眠を大切にする
こうした積み重ねが、腸を通して心と体の調和をサポートしてくれます。
🌸おわりに
整体では、体のバランスを整えることで自律神経の働きを助け、腸の動きをサポートすることもできます。
腸が整うと、心も体も自然と軽やかに。
毎日の中で感じる小さな不調も、やさしく和らいでいきます。
こころも体も、腸から笑顔に。
そんなお手伝いができればうれしいです🍀




